いつまでもホテルに滞在しているわけにはいきませんので、すぐに家探しです。僕の場合は会社が3週間のホテルとレンタカー、不動産業者を紹介してくれました。この間にどうにかしないといけません。

不動産屋さんは日本と違って、店舗みたいなものはなく、個人ベースでやっているところが多いようです。リアルターと呼ばれてます。ベイエリアでは探し方は二つあって、個人の家の賃貸などは craigslist という2ちゃんみたいなサイトにたくさん情報があがります。また賃貸専用のアパートなどではそのアパートの1Fに事務所があって直接そこにいって相談します。craigslist の方は、貸し主が直接出していたり、別のリアルターを経由して出していたりします。

まずは自分のリアルターとエリアや物件の種類などのコンサルティングをします。僕は小さい子供が二人いるので、まずいい小学校があるところを優先に、会社の近辺の地域を調べてもらいました。アメリカの学校については踏み込むととても深い世界なようなんですが、単に教育水準が高いからという意味ではなくて、いい学校があるーPTAがしっかりしているー住民に変な人が少ないー治安がいいー人気があり地価が高いー教育水準の高い人があつまるーいい学校になる、みたいなループがあるようです。なので子供がいなくても、いい学区を選ぶのが簡単でいいという話もあります。もちろん、高くはなってしまいます。

www.greatschools.org が頻繁に利用されて便利です。最近は yelp もとても役に立ちますね。

何日かかけて、リアルターのクルマであちこちを見て回ります。ただ最初は何をチェックしていいのかさっぱりわかりません。とりあえず間取り、キッチンや水回りの設備、日当たり、ガレージなどを確認します。いろんな人に話を聞いてみると、建築そのものに問題があって引っ越すことよりも、周辺地域の事情で引っ越すことの方が多いようなのであまり家そのものの状態にはこだわらない方が良いかもしれません。設備がきれいな新しめのアパートはたいていまだ開発中で治安の悪いようなトランジションエリアと呼ばれるところにありますし、賃貸に出ている家は築50年以上のものも多いからです。それでも適度にリノベーションされていたりして、問題が出たらその都度直していくというスタイルでよさそうです。

まだ住んでいないので設備面の問題はよくわからないのですが、ベイエリアの一軒家の場合、エアコンはガス式のヒーターだけの場合が多いようです。お湯はタンクがある場合と、日本と同様に瞬間湯沸かし系の場合と二つあります。ADTというセコム的なセキュリティがついている家もたまにあります。ネットについては最近は固定電話をひかずにケーブルTVと同じプランに入ることが多いようです。ベイエリアだと comcast が大手になります。プランや実際の速度などは入居したらまたレポートしたいと思います。

正直いって家を決めるだけならいいんですが、学校などの各種確認や手続きをいきなり全部やるのは大変です。ベイエリアには日本人がやっている不動産業者もあるので、そこに相談してみるのも良いでしょう。プロパティマネジメント会社とも呼ばれるようですが、月々の家賃に数パーセントの手数料をとって、大家さんと代わりに契約し各種アフターサポートや手続きの代行などをしてくれます。アメリカ生活に慣れてきたら不要かもしれませんが、最初は頼りになると思います。近隣に住む別の日本人の方を紹介してくれたりもします。

敷金(1〜2ヶ月)と先払いの一ヶ月分の家賃、業者への手数料などで家賃の4倍くらいの金額はかかりますので、この資金をどうにかして支払わないといけません。アメリカでの銀行口座がすでに開いていたら、日本の親類などに依頼して送金してもらうのがいいかと思いますが、実際の入金確認までに3〜4日かかります。クレジットカードでの支払いも可能ですが、日本のクレジットカードを使うと10%くらいの手数料を請求されてしまうことがあります。日本企業の駐在だったら会社が助けてくれるでしょうが、自力で転職した場合はここが結構大変だと思いました。日本のネットバンキングの外国送金は日本の窓口での事前登録が必要なようですし・・・

というわけで現時点(2011年12月)では、この入居時のまとまった資金を用意する3つの方法があると思います。

1.ユニオンバンクに口座を作っておき、渡航前に送金しておく。アメリカの窓口でカウンターチェックをもらい、支払いにつかう。
2.三井住友ダイレクトの外国送金サービスを有効にしておく(日本で書類を送る)。アメリカで口座開設後、ネットで送金先口座登録をする(登録に2日くらいかかる)。その後ネットで外国送金をする(入金に3日くらいかかる)
3.クレジットカードで支払う(限度額・手数料に注意)

こちらのATMで現金を下ろすかキャッシング、という技もなくはないんですが、一日数百ドルがリミットなので何種類も使わないといけないと思います。

難しいですよね・・・

つづく