無事ビザスタンプが入手できたので、航空券を手配してもらっていよいよ渡米です。 片道切符になるわけですが、片道航空券よりもPEX等の往復航空券の方が安いですので、 往復で買って片道は使わない、というようなことになります。頻繁に帰ってくるのならそのまま 往復で使い続けてもいいんでしょうけどね。 

出張でいくこともよくあったのでESTAもあったのですが、日本でのチェックイン時にカウンターで ESTAで渡航かビザで渡航かを聞かれます。片道ですと告げて、通常のようにチェックインは完了。

機内では白い入国書類(I-94)と税関申告書に記入します。住所は仮住まいのホテルを書けばOKでしょう。 税関申告書はちょっと悩みます。というのも、その裏面に、

・米国居住者 海外で取得し、米国に持ち込んだ品目をすべて申告して下さい
(リストが足りない場合は複数の用紙を使って下さい)
・訪問者 米国に残す全品目の価値を申告して下さい

とあるわけです。今回は居住者として初めて渡航するわけで、預けたスーツケース2つや機内手荷物は もちろんすべて日本で取得したものなわけです。これを全部申告するのか?と疑問に思って、客室乗務員 に聞いてみました。すると、一応書いた方がいいんじゃないか、とのこと。

引っ越し荷物のインボイスなみに全部書くのかよ、というか預けた荷物なんか覚えてないよ、 と困りつつも、とりあえず20品目くらいリストを作ってみました(実は不要です)。

さてアメリカに着いて、入国審査にならびます。ここで用意する書類はいつもと違って、 ビザ付きのパスポート、機内で記入したI-94と税関申告書、念のためI-797とオファーレターなども 出しておきます。

入国審査ではまず働く会社、職業を聞かれます。ここで税関申告書について問い合わせたところ、 スーツケース2個くらいの私物は申告する必要はない、とのことでした。従って物品総額は0になりました。 一般的に居住者用の生活用品には関税はかからないはずではあるのですが、こうやって個別に確認していかないと 何があるかわからないですものね。たまたま機嫌のいい審査官に当たったのか、これから住む場所を探すが いい場所は知らないか、などと和やかに雑談も交わして、いつもの訪問時と同様に時間もかからず終了しました。 一番大事なことは、I-94の下の部分をパスポートにステープルでとめてもらいますが、この滞在期限をしっかり 確認することです。これがビザの有効期限と同じか、パスポートの有効期限になっている必要があります。

米国に合法的に滞在している根拠は、ビザスタンプがあることではなく、このI-94書類によるものだそうです。 ビザはあくまで入国の審査のためにつかうもので、滞在許可自体ではないんですね。

もう一つ注意としては、ビザで渡航しているときは航空券や搭乗券の控えを取っておいた方が良いらしい、ということです。 これは将来アメリカ国外に出ている期間を証明するために使ったりするためです。

その後の税関検査では、食品があるかどうかだけ聞かれて、スーツケースをX線検査して終了でした。検査せずにそのまま出て行ける場合も多いと思います。これで晴れて就労ビザでの入国が完了しました。

つづく