さてH1B(のためのI-797)の申請から裁可までの期間ですが、何もしないと数ヶ月かかるそうです。プレミアムプロセッシングという、1000ドル追加で払うと15日で決定されるという仕組みがあり、今回は会社が弁護士にそれを使う指示を出してくれていました。会社負担では大した金額ではないので、比較的大きな会社のサポートを受けるときは通常適用するんでしょうね。 

なお、この就労許可の申請中、そしてビザスタンプがもらえるまでの間は、アメリカへの渡航は原則しないのが得策のようです。家探しなどしたくもなるんですが、我慢しましょう。

じれったく待ちましたが、きっかり15日後にI-797が認可されたとの通知をうけました。ここですぐに領事館の面接の予約を取るように弁護士から指示されます。

ここからがややこしいのですが、一日でも早くビザを得るためにはかなり手際よく進めていかないといけません。面接予約には DS-160 というオンラインフォームを完成させる必要があります。書類等の依存関係はこんな感じです。 

DS-160 記入に必要な書類、情報:
・H1B認可番号 これは弁護士からメール等で受け取れます。
・家族全員の写真 ビザ用の写真は基準が小うるさい(背景が白で影がないこと、髪型、写真中に顔の大きさなど)のと、電子データとプリント写真の両方が必要です。慣れている写真屋で撮ってもらうのがいいと思いますが、結局僕は自宅の壁の前で自分のEOSで撮った写真と、コンビニでプリントしたもので通せました。でもコンビニプリントでサイズを合わせるのはちょっとコツがいりますね。
・アメリカの連絡先 雇用先のビザ担当者の名前やメールアドレスなどが必要です。
・渡航歴、職歴 ここでも過去の渡航歴と職歴が必要です。

領事館のページから入力画面があり、写真をアップロードしたり必死に入力したりしてフォームを完成させると、最後にバーコードつきの確認ページが出てきます。この番号を使って、領事館の面接予約ができます。 

一方、面接当時までに用意できればいい書類は、
・I-797 (H1B 認可時にもらえる書類。ちょっとかっこいい紙2枚に印刷されている)
・LCA のコピー
・会社からのサポートレター
・学歴証明、その解説など

などです。こちらは僕の場合弁護士がそろえてくれて、Fedex で郵送してくれました。この到着を待ってからの面接予約だと、一週間くらい遅れてしまうと思います。先に予約しましょう。さらにそのほか自分で用意するものとして、

・プリントした写真(5cm * 5cm)
・申請費用の振り込みのATMでの控え
・クリアファイル
・レターパック500(家族一緒のときは一つでOK)
などがあります。

領事館ページでは面接の空き情報が確認できます。確認するためには DS-160 の番号を入力しないといけないのですが、実はここはどんな文字列をいれても確認だけは出来るみたいです。各地の領事館の状況を見たい方は覗いてみるといいかもしれません(悪用しないように)

僕はそのとき福岡に住んでいたので福岡領事館で面接がしたかったのですが、札幌や福岡は月に数回しか面接日がないようです。東京大阪はかなり枠があるんですが、受ける人も多いのですぐ埋まってしまいます。ただ、キャンセルする人も多いようで、日々状況は変わりますからこまめにチェックするといいでしょう。もし空いていたらすぐ翌日の予約をとっても(書類さえそろっていれば)大丈夫だと思います。僕の時期は、一週間先くらいからいくつか空きがある、という状態でした。予約を取った後で変更することもできます。

ここで最大の注意点があるのですが、この予約を取ったときの画面、これを必ず、プリントしないといけません。これは DS-160 のバーコード付きの確認画面とは別に、領事館の入り口で必要になるのですが、この画面、メールもされないのでブラウザを閉じてしまうと失われてしまいます。なんというひどいトラップ。その後の予約確認や変更にはこの画面で表示される予約コードが必要になりますし、同じ人が重複で予約すると領事館側でキャンセルする、というような記述もあります。もしそうなったら、電話で問い合わせるしかないようですが、これが有料だったりして、かなり泥沼にはまってしまいます。気をつけましょう。確認画面には面接地、予約コード、時間、などが書いてあります。

なお家族で面接する場合、年齢次第ですが子供の分の予約はいりません。親の面接のときに書類やパスポートを持って行って、一緒にやってもらいます。大人はそれぞれ必要なので、夫婦で一緒に行くときは同じ時間帯が取れるようにしたいですよね。

多くの人は東京か大阪で悩むと思いますが、どうも話によると東京は待ち時間も多くチェックも厳しく、大阪の方が全体的には楽ができるようです。僕は別件で大阪領事館に行ったことがあって、割と建物の状況などを知っていたので大阪にしました。それでも建物外などで並んだりする必要はあるのですが、警備員の人もやさしく対応してくれたと思います。このあたりの話はまた後でします。

申請費用はペイジーで振り込みます。地方だと郵便局が便利だと思います。ATMの控え(ちっちゃい紙)を大切に持って帰って、DS-160 の確認書の、右側のバーコードの印刷してあるところのすぐ下に貼ります。この場所もちょっと重要で、確認書の下側に紙の4分の1くらい余白があると思いますが、領事館の窓口でここに大きめなスタンプを押すため、その余白が見えているようにしないといけません。場合によっては窓口で貼り直すこともある(僕がそうだった)ので、軽めのノリ等で控えの上の部分だけを貼り付けるのが良いと思います。プリント写真も貼りますが、これは上下逆にして左上部分に貼ります。かなり意味不明です。詳しくは日本の領事館のホームページに説明文書があるのでそちらをご覧ください。クリアファイルに入れる順番も指定があります。まあ、この辺りをちょっと間違ったからビザが下りない、ということは無いと思いますけど・・・

レターパックのトラッキング用番号シールは取っておきます。窓口でも取っておくように指示されます。このレターパックって大きくてA4クリアファイルには入らないですよね。折っていいのか?とか悩む人もいるかもですが、折らずにそのままでもいいです。クリアファイルがあんまり厚くなると、窓口の下の書類口を通りにくくなりますし(笑)。とにかく初めてだとわからないことが多すぎて大変です。


準備が整ったら、面接の日を待ちます。

つづく